居眠読書 このページをアンテナに追加

2006-08-04ご挨拶

[][]Violet Toy

サイト:Stray Chicken

URL:http://rere.fc2web.com/

書評サイトで「the Ruin」が紹介されていて、こちらのサイトに伺ったのですが、梵天はこちらの作品のほうが好みなのでこちらを紹介させていただきます。

連載中の長編で、色町で育った女性恋愛もの(だと推定)。

作中や紹介文に「色町」「娼婦」などの言葉が出てくるので、色っぽいものなのかと思って構えて読み始めましたが、そういった描写とは遠いストーリィで安心しました。

個人的な印象の捉え方かもしれませんが、色町というよりは花街、出てくる女性たちは娼婦というよりは、娼妓というイメージに近いです。色を売るというよりも、芸を売っていますし。

主人公は少女から大人の女性へと移り変わる年代で、腕っぷしが強く、だからといって色気が無いわけでもなく、芸事に秀でて賢いのに、肝心なところは鈍感。

生きることに喜びを感じ、人々にも希望を分けてあげたいと考えているような子なので、読んでいて陰鬱な気分にならないのが良いです。

梵天はまとめ読みをしたのですが、nextを追って読み進めていくと、時間の経過がわかりにくいので混乱することもあります。

書き出し部分に前部分とどれぐらいの時間が流れたのか、という描写が入るともうちょっと読みやすいと思います。

作者の「書くのが楽しい」という気持ちが表れている文章に好感。

続きを楽しみにしています。