居眠読書 このページをアンテナに追加

2006-12-18

[][]和風Wizardry純情派  〜彼らの生命線は短い〜

サイト:和風Wizardry純情派  〜彼らの生命線は短い〜

URL:http://d.hatena.ne.jp/WizDiary/

はてなダイアリィで連載されていたものらしいですね。

リアルタイムで読んでいた方のレヴュを読むと、もっと早く知りたかったなぁ、というのが読後の感想。別伝のほうも読みました。長かった!

Wizardryというゲームを(一応)ベースにしながらも、一般的な二次創作とは違った世界観があるのが、なんとも言えない!

Wizの雰囲気というと、中世風なのですが、それが日本、しかも現代というのが、まず盲点でした。想像したこともなかったなぁ。

好きなゲームなだけに、基礎知識もあったので(無くても読めますが、あったほうがときどきニヤリとできる)、非常に楽しかったです。またプレイしたくなるし、結果を知った上で読み直したくなるし。一気に読んで少々寝不足気味です。

しかし、緊張感を持って続けられていた連載らしいので、展開はかなりスリリングですが、伏線(らしきもの)が消化されていないところも若干あるのが気になるところ。

連載されていた日記を読めば、問題解決しそうだな。ということで、読んできます。

硬派なRPG好きな方にオススメ。

2006-08-13

[][]セフィロトの樹の下で 第一部

サイト:Abounding Grace

URL:http://www.pinky.ne.jp/~butapenn/

亡き夫が遺した、成長する人工知能を持った「AR8型 セフィロト」。

セフィロトと一緒に生活することになった主人公との、心の触れ合いと感情の変化が描かれています。

保育士をしている主人公が、成長するセフィロトにのめり込みながらも、戸惑いを覚える様子が絶妙なバランスで書かれています。

タッチとしてはシリアス。主人公の年齢設定も25歳とちょっと高めなので、落ち着いた雰囲気。

サイトでは背景白に赤文字で読みにくかったので、DL版を読みました。番外編も用意されています。

第二部は連載中ですので、完結してから読もうと思います。

恋愛ものは苦手なのですが、ロボットものは好きなのです。

落ち着いたロボット恋愛ものを読みたい人にオススメ。

2006-08-04ご挨拶

[][]Violet Toy

サイト:Stray Chicken

URL:http://rere.fc2web.com/

書評サイトで「the Ruin」が紹介されていて、こちらのサイトに伺ったのですが、梵天はこちらの作品のほうが好みなのでこちらを紹介させていただきます。

連載中の長編で、色町で育った女性恋愛もの(だと推定)。

作中や紹介文に「色町」「娼婦」などの言葉が出てくるので、色っぽいものなのかと思って構えて読み始めましたが、そういった描写とは遠いストーリィで安心しました。

個人的な印象の捉え方かもしれませんが、色町というよりは花街、出てくる女性たちは娼婦というよりは、娼妓というイメージに近いです。色を売るというよりも、芸を売っていますし。

主人公は少女から大人の女性へと移り変わる年代で、腕っぷしが強く、だからといって色気が無いわけでもなく、芸事に秀でて賢いのに、肝心なところは鈍感。

生きることに喜びを感じ、人々にも希望を分けてあげたいと考えているような子なので、読んでいて陰鬱な気分にならないのが良いです。

梵天はまとめ読みをしたのですが、nextを追って読み進めていくと、時間の経過がわかりにくいので混乱することもあります。

書き出し部分に前部分とどれぐらいの時間が流れたのか、という描写が入るともうちょっと読みやすいと思います。

作者の「書くのが楽しい」という気持ちが表れている文章に好感。

続きを楽しみにしています。